枕があっていないと身体に様々な変調をきたす原因にもなります。
たとえば、肩こり、首こり、頭痛、寝違い、いびきなどの原因になることもあります。
また枕は腰痛と大いに関係があります。
枕が合わずに首がリラックスできないでいると、そのストレスが腰に悪影響を与えます。
背骨は頚椎+胸椎+腰椎から構成されています。
それぞれが連動しています。
連動しているので、枕が頭や首に合っていないと頚椎に歪みを生じさせるような力が加わり、やがて腰椎にも歪を生じさせる力が加わってきます。
とくに腰は身体の中心なので、身体のどこの歪みであっても、腰に影響が出てきます。
たとえば、足首、膝、股関節、肩関節などの動きが悪くなると腰痛が出てくるという経験をした方もいることでしょう。
では、腰痛の予防・改善には、どのような枕を選べばよいのでしょうか?
枕は一日のうち約7時間、頭と首を支えています。ゆえに枕選びはとても大切です。
枕の硬さ、枕の高さ、枕の幅、枕の素材、この4つが、枕選びには見逃せないポイントです。
▶枕の硬さについて
睡眠中に寝返りしやすいように硬めの枕が良いと言われています。
寝返りがスムーズにできることで頭や首や腰にかかる負担が減ります。
柔らかいと寝返りしにくくなるので頭や首や腰に負担がかかってしまいます。
▶枕の高さについて
よい高さは寝る人の体重や体型などにより違ってきます。
低すぎる枕や高すぎる枕は言うまでもなく頭や首によくありません。
▶枕の幅について
寝返りしても頭が枕から落ちない、ゆったりとしたものがよいと言われています。
▶枕の素材について
低反発ウレタン、羽根、そばがら、綿、パイプ、ビーズなど様々なものがあります。
素材によって硬さ、寝心地など違ってきます。
洗濯できるものであるかどうか、通気性はどうかなど、衛生面でもチェックが必要です。
具体的な枕選びは、店頭で実際に試してみてプロの専門家に確認してもらうのがよいでしょう。
※注意: 本記事は情報提供の目的であり、医療アドバイスの代わりにはなりません。健康上の問題を抱えている場合は、医師と相談してください。
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