鍼灸で心の波を穏やかにする方法とは?
「最近、なんとなくイライラする」「理由もなく不安感が続く」——そんな経験はありませんか?
現代社会では、ストレスや生活習慣の乱れから 自律神経のバランス が崩れ、心や体に不調を感じる方が増えています。
寝屋川市にある当院にも、
• 不眠や動悸
• 気分の落ち込み
• イライラや焦燥感
• 体のだるさ
といった症状を訴える方が多くご来院されています。
これらは「うつ症状」や「自律神経失調症」と深く関わりがあり、放置してしまうと日常生活に大きな影響を及ぼします。
そこで注目されているのが、東洋医学に基づく 鍼灸(しんきゅう)療法 です。
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから成り立っています。
• 交感神経:活動モード。緊張や集中、ストレスに対応。
• 副交感神経:休息モード。リラックス、睡眠、回復に関与。
この切り替えがうまくいかなくなると、以下のような不調が現れやすくなります。
• 寝つきが悪い、夜中に目が覚める
• 動悸や息苦しさ
• 気分が落ち込み、やる気が出ない
• 不安やイライラが続く
• 頭痛、胃腸の不調
西洋医学では「自律神経失調症」や「抑うつ状態」と診断されることも多く、薬による治療が行われます。
しかし、薬だけでは改善が難しいケースもあり、 心と体の両面からアプローチする東洋医学的な視点 が求められています。
東洋医学では、心と体は切り離せないものと考えます。
特に「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」の働きが感情と深く関係しているとされます。
• 肝の不調 → イライラ、怒りやすさ
• 心の不調 → 不眠、不安感
• 脾の不調 → 考えすぎ、気力の低下
つまり、精神的な不安定さも「気・血」の巡りや五臓のアンバランスが影響していると捉えられるのです。
鍼灸は、体のツボを刺激して 自律神経のバランスを整える ことを得意とします。
鍼灸の効果
• 交感神経の過緊張を鎮める → イライラや不安を和らげる
• 副交感神経を高める → 深いリラックス感、睡眠改善
• 血流促進 → 脳や内臓への栄養・酸素供給を改善
• ホルモンバランスの調整 → 気分の安定に寄与
当院では、初回にじっくりお話を伺い、患者さま一人ひとりの体質や生活リズムに合わせて施術を行います。
「肩や首のコリ」や「胃腸の不調」など、一見メンタルとは関係なさそうな症状も、実は自律神経の乱れと関係しているため、トータルで整えていきます。
鍼灸による施術と合わせて、以下のような日常の工夫も効果的です。
• 就寝前はスマホを避け、照明を暗めにする
• 深呼吸やストレッチでリラックス時間を確保する
• 食事は規則正しく、冷たい飲食を控える
• 軽い運動や散歩で気血の巡りをよくする
「鍼灸 × 生活習慣改善」によって、より早く安定した心身を取り戻すことができます。
イライラや不安感が続くと、心も体もどんどん疲れてしまいます。
「病院に行ったけれど改善しない」「薬を飲んでいるけど根本的に良くなりたい」——そんな方に、鍼灸はやさしく寄り添える選択肢です。
当院(寝屋川市・鍼灸マッサージ広川)では、
• 自律神経の不調
• うつ症状
• 不眠やストレス性の症状
に特化した鍼灸施術を行っております。
心の波を穏やかに整えたい方は、ぜひ一度ご相談ください。