ストレスが腰痛になる原因とは

2015年12月に施行された「ストレスチェック」をご存知ですか。

 

「労働安全衛生法」という法律が改正されて、働いている人が50人以上いる会社では働いている人を対象にして実施することが義務となりました。

 

これはストレスを溜めてしまって「うつ」などをはじめとする心身が不調になってしまうのを防ぐためのものです。

 

「ストレスチェック」が法律で義務化されて行われる背景には、働いている会社という場所がストレスの原因になっていて、ストレスを抱えて疲れている方が、いかに多いのかということの表われです。

 

ストレスが溜まってくると、なぜ健康に悪影響をあたえるのでしょうか。

 

イライラする、不安になる、やる気が失せる、落ち込みやすくなる、感情が抑えられなくなる、寝つきが悪くなる、食事のコントロールが効かなくなる、頭痛がする、めまいがする、肩こりで肩がつらくなる、腰痛で腰がつらくなる、などありますが、

 

とくに当院では、その専門性から、ストレスからくる腰痛でお悩みの方がたくさん来院されています。

 

では、なぜ、ストレスで腰痛になるのでしょうか。

 

一言でいいますと、「神経が高ぶってしまう」からです。

 

「神経の高ぶり」がおさまらずに、ずっと高ぶったままになっていることが原因で、自律神経のバランスを崩してしまいます。

 

自律神経には、交感神経と副交感神経があります。

 

日中において、働いている方ですと仕事をこなしたり、学生の方ですと勉強をがんばるために、心と体を適度に活発にしておく必要があります。

 

適度に神経が高ぶっている方が都合がよいので、そのために活動するのが交感神経です。

 

夜になると、日中の疲れを取るために、高ぶった神経を鎮めないといけません。

 

交感神経の活動を弱めて疲れ心と体をメンテナンスしないといけません。

 

そのために活動するのが副交感神経です。

 

ストレスが溜まってきて「神経の高ぶり」が強くなり過ぎると、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできずに、「神経の高ぶり」を鎮めることが出来ません。

 

そのことで、身体にはさまざまな症状がでてくる中のひとつに腰痛があります。

 

腰痛とストレスの悪循環

 

①ストレス

②神経が高ぶる

③血管が収縮する

④血流が悪くなる

⑤腰まわりの筋肉に栄養や酸素が行きわたらなくなる

⑥老廃物を流し出すことができなくなる

⑦腰に痛みやしびれが出てくる:腰痛になる

⑧腰痛がストレスの原因となる

①にもどる

 

当院の整体は、悪循環を断ち切って、腰痛を改善するのはもちろんのこと、「神経の高ぶり」を鎮めて自律神経のバランスの調整も行っていきます。

 

交感神経は背骨や腰骨から出ています。副交感神経は脳と骨盤から出ています。これらの関係を熟知しているので、効果が他院と違います。

※注意: 本記事は情報提供の目的であり、医療アドバイスの代わりにはなりません。健康上の問題を抱えている場合は、医師と相談してください。

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