腰痛のおもな原因

腰痛の原困には、筋肉や筋膜が原因な腰痛(筋筋膜性腰痛)、椎間関節が原因の腰痛(椎間関節障害)、椎間板が原因の腰痛(椎間板症)、仙腸関節が原因の腰痛(仙腸関節障害)などがあります。

  

<筋肉や筋膜が原因の腰痛>

 

筋肉は筋膜と呼ばれるに薄い膜に覆われています。

 

筋膜は全身にネットのように張り巡らされて、伸びたり縮んだりしています。

 

筋肉は身体を支える役割をしていますが、筋膜も体を支える役割をしています。

 

筋肉や筋膜が使い過ぎたり傷ついたりすると痛みが発生します。

 

とくに筋膜は敏感なので筋肉に比べて痛みを感じやすいです。

 

また筋膜は薄い膜のようなものなので癒着したりすることも痛みの原因となります。

 

腰の周りの筋肉や筋膜が、使い過ぎたり傷ついたり癒着したりすることで腰痛がはっせいします。

 

筋肉や筋膜は骨のようにレントゲンなどの検査では映らないので筋筋膜性腰痛の診断は難しいものとなる場合があります。

 

病院に行って「様子を見ましょう」と言われるだけであったり、湿布をもらうだけというのはこのためです。

 

 <椎間関節が原因の腰痛>

 

椎間関節は背骨や腰骨をつなぐ関節です。

 

左右対をなしています。

 

この関節には靭帯や関節を包み込む関節包が付着しています。

 

急性的に起こる椎間関節が原因の腰痛は「ぎっくり腰」の原因のひとつです。

 

急に重いものを持ち上げたりするなどすると 靭帯や関節包に強い力がかかって傷ついてしまい炎症を起こします。

 

このときの急性的な刺激は耐え難い痛みとなります。

 

椎間関節が原因の腰痛で慢性的なものは、一般的な腰痛の原因でよくあるものです。

 

加齢により椎間関節は変性しやすくなり、適合性が悪くなって慢性的な腰痛の原因となります。

 

体を後ろに反らして痛みが強くなることもあります。

 

 <椎間板が原因の腰痛>

 

椎間板は背骨と背骨の間にあるクッションの役目をするゼリー状のものです。

 

この椎間板が破れて組織の一部が飛び出して神経に触ったことで腰痛が発生します。

 

とくに若年者の腰痛の原因として多いといわれています。

 

また坐骨神経痛の原因ともなります。

 

坐骨神経痛とは、腰やお尻に痛みが走ったり、下肢にしびれや痛みが走ったりするものです。

 

体を前に反らすと痛みが強くなることもあります。

 

<仙腸関節が原因の腰痛>

 

仙腸関節は、骨盤を構成する骨のひとつです。

 

仙骨と腸骨の間にあります。まわりの靭帯で協力に固定されています。

 

仙腸関節はわずかに動きます。

 

外傷や出産などをきっかけに仙腸関節がずれたりゆるみが生じて不安定な状態となり痛みが出てきます。

 

仙腸関節はわずかにしか動かないので、レントゲンなどでは原因が発見されない場合が多いです。

※注意: 本記事は情報提供の目的であり、医療アドバイスの代わりにはなりません。健康上の問題を抱えている場合は、医師と相談してください。

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